事業を知る

当社の一部製品を紹介します

光の可能性を追求し
研究・開発・製造を行っています

「光の衝撃波」が実現する
レーザー超音波診断装置などへの応用

従来大型であった、高い強度の光パルスレーザーを手のひらサイズまで小型化しました。建築材料の診断装置や金属表面を固くするレーザーピーニングなどへの応用が期待されます。

飲料の味わいを可視化する
10兆分の1秒のパルスレーザー

極めて短い時間だけ発光するパルスレーザーを開発しました。新しい波長帯として注目されているテラヘルツ波という特殊な電磁波を発生する中核部品として液体検査装置に搭載されました。

誤差300億年に1秒、
超高精度の光格子時計の中核部品を製作

従来の原子時計よりも飛躍的に精度の高い「光格子時計」による実用実験に当社のレーザー光源が組み込まれ、高度により僅かに変わる、時間の進み方を高い精度で計測しました。

超広帯域かつ超高安定な
近赤外光源を開発

近赤外の広帯域を1台でカバーできるスーパーコンティニューム光源を近畿大学 理工学部 機能光回路研究室(吉田教授)様と共同開発しました。従来の光源とは比較にならない高い安定性から、光学部品の検査などへの幅広い応用が期待されます。

超高速大容量通信を可能にする
マルチコアファイバー用光デバイスを開発

1本の光ファイバーの伝送容量を拡大する新型のマルチコアファイバーと、従来型のシングルコアファイバーを光接続するデバイスを開発しました。次世代の光通信技術を支えます。

研究・開発で使われる光学ツールを製作

上の製品は、光学を専攻された方であれば見たことがあるかもしれません。光技術を扱う研究・開発の現場で使われる光学ツールを製作しています。

先端技術領域・宇宙分野への挑戦

当社の光学部品は、宇宙環境のような特殊な用途にも対応しています。2023年4月に打上げられた探査機にも搭載され、木星系へと旅立ちました。

試 作

時にはどこにもない製品を設計製造するといったカスタムメイド製品は当社を象徴する事業です。卓越した光学的知見や製造技術を駆使してお客様の高度なご要求にお応えし続けております。

主な製品と光の波長域について

電磁波である光は、その性質を利用し、照らす、通信する、測定する、
加熱する、分解する、くっつける、反応させる、記録する、
治療する、写すなど様々なことに使われています。

当社では、通信、半導体、医療、環境、宇宙、食品など幅広い分野において、蓄積した光の専門家集団としての知見やノウハウを活かして、光通信や可視光の波長帯を中心に、光機器の試作などを通じた各種開発や研究のサポート、光関連製品の開発製造販売といった事業を展開しています。

電磁波

電場と磁場が交互に発生しながら空間を伝わってゆくエネルギーを持った波で、波長により性質が異なり、大きくは電波、光、放射線に分類される。

ECDL(External Cavity Diode Laser(外部共振器型半導体レーザー))

回折格子を用いたレーザー発振器

SHG光源(Second Harmonic Generation(第2高調波発生)Unit)

非線形光学結晶の特性を利用し、入力光の波長を半分にして出力する働きを持ったユニット

SC光源(Super Continuum 光源)

光ファイバーの非線形効果を用いた広帯域光源

フェムト秒ファイバーレーザー

モード同期法を用いた極めて短いパルス幅(フェムト秒)を持つレーザー発振器(フェムト秒 :10-15秒 = 1秒の1000兆分の1)

マイクロチップレーザー

共振器構造が一体的に構成されたレーザー媒質(YAG)を用いた小型高出力の固体レーザー

テラヘルツ波

光と電波の中間の波長域の光(周波数で1THz前後)で、光と電波の両方の特性を持つ光

当社のビジネスモデル・
職種について

当社の光応用技術は企業・団体の
研究開発を経て社会に役立てられています


各部門のエンジニアが連携し高精度の
光学部品の研究・開発・製造を行っています


営 業

お客様の要望を丁寧に汲み取り
製品を実現していきます

当社のお客様は世界に存在しないモノを研究・開発しようとしています。お客様の要望に沿って、求められる光学製品の実現に向け、受注から納品まで包括的な業務を行う部署です。

設計・開発エンジニア

様々な光学製品の開発を行う
中核的な部署です

光学設計を中心に試作品や特注品の開発を行う部署です。
設計する部品・デバイス・装置は、光を利用した情報通信や情報記録用のものから、光の力と特徴を活かした加工光源や計測装置まで多岐に渡ります。

製造エンジニア(光機器)

0.001mm単位の高い精度で
光機器を製造しています

部材のチェックから組立、調整、検査まで行う部署です。
0.001mm単位で調整しながら、小さく繊細な部品の組立製造を行っています。

製造エンジニア(光学薄膜)

光をコントロールするための薄い膜をつけた
光学部品を製造しています

光の反射や透過などをコントロールするための薄い膜を光学薄膜といい、仕様に合わせた膜の設計から成膜(膜をつける)まで行う部署です。

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